Q. 特許出願は全部でいくらかかりますか?

お問合せは、070-5575-3925 (平日9時〜17時)又は kojima@kojima-ip.com (随時)まで。

(簡単な回答)

A.出願から登録までにかかるトータル費用は、通常は約55万円、ただし中小企業は約47万円、小規模企業・スタートアップは約43万円です。

このうち、出願時にかかる初期費用は約31万円です。


(詳細な回答)

A.出願から登録までに要する費用(ご請求額)は、以下の四段階にわかれます。

*以下は、中小企業が請求項数3で出願した場合の試算です。)


1)出願時に要する費用:

 ・特許庁(出願料) 14,000円(請求項数にかかわらず一律)

 ・事務所(手数料)299,370円(=料金30万円+消費税10%ー源泉徴収税額10.21%)(請求項数にかかわらず一律)


2)出願審査請求に要する費用:

 ・特許庁(請求料) 75,000円(請求項数3の場合)(中小企業1/2減免措置適用)

 ・事務所(手数料) 9,979円(=料金1万円+消費税ー源泉徴収税額)(請求項数にかかわらず一律)


3)拒絶理由通知を受けた場合の対応に要する費用(通知がない場合は不要):

 ・事務所(手数料) 69,853円(=料金7万円+消費税ー源泉徴収税額)(請求項数にかかわらず一律)


4)特許査定時に要する費用:

 ・特許庁(特許料) 78,000円(3年分)(請求項数3の場合)(中小企業1/2減免措置適用)

 ・事務所(手数料)  9,979円(=料金1万円+消費税ー源泉徴収税額)(請求項数にかかわらず一律)

 ・事務所(成功報酬)49,895円(=料金5万円+消費税ー源泉徴収税額)(請求項数にかかわらず一律)


中小企業1/2減免措置(特許庁HP)>

中小企業の定義(中小企業庁HP) >


したがって、特許出願から特許取得までに要する総費用は、

 ・審査が順調に終了すれば、約47万円(上記1+2+4 = 466,023円)です。

 ・審査が途中でこじれると、約54万円(上記1+2+3+4 = 535,876円)です。

このうち、出願時にかかる初期費用は、約31万円(上記1 = 313,370円)です。


なお、上記金額は、出願人が中小企業の場合の費用です。

小規模企業や設立10年未満のスタートアップはさらに安くなり、審査が順調に終了すれば、約43万円です。

また、上記金額は、一出願の中に請求項(特許を請求する発明)の数が3つある場合の費用です。

請求項の数が増減すれば、当事務所の手数料は変わりませんが、特許庁に納める金額が増減します。

当事務所は、お客様に無駄な出費をさせないよう細心の注意を払いますので、安心してお任せください。