下のグラフは、
今年4月に政府が公表した中小企業白書に掲載されているものです。
中小企業の経営者に対し、ブランドの構築・維持のための取り組みの有無と、
ブランドの取引価格への寄与についてアンケート調査をした結果を示しています。
ご覧の通り、
「ブランドの構築・維持に取り組んでいる」と回答した1904社について、
「ブランドが取引価格に大いに寄与している」の10.9%と、
「ある程度寄与している」の45.0%を合計すると、過半数の55.9%に達しました。
これに対し、
「ブランド構築に取り組んでいない」と回答した3261社の場合、
「大いに寄与している」と「ある程度寄与している」の合計は、17.2%にとどまりました。
この結果から、
ブランドが取引価格に大きく寄与して値崩れを防ぐ効果があることは明らかです。
よって中小企業は自社ブランドを構築することが重要であると、中小企業白書は訴えています。
そして、ブランドを守る唯一の手段は商標登録です。
自社の商品名・サービス名・社名に宿る大切なブランド価値を、
商標登録で確実に守り、大きく育てましょう。