中小企業を支える商標戦略
地域団体商標の登録例(2)
温泉・食品・焼物・織物など、さまざまな地域ブランドが登録されています。
温泉・食品・焼物・織物など、さまざまな地域ブランドが登録されています。
今度は、主に東日本の登録例について、商品役務別に見ていきましょう。
最も数が多いのは、温泉の名称です。
北海道も、十勝川温泉以外にも名のある温泉はたくさんあります。
他には、食品、焼物、織物の名称も全国から登録されています。
北海道も、北海道味噌以外にも美味しい食品はたくさんあるでしょう。
また、かっぱ橋道具街や横浜中華街のような街の名称も登録されています。
地域団体商標の登録例は全て、特許庁のホームページで見ることができます。
それらの前例を参考にしていただき、ぜひ皆様の組合でも、地域経済活性化のため、
地域団体商標の活用をご検討されることをお勧めします。
以上、知財戦略の中でも特に重要で有益な商標戦略についてご説明しました。
商標戦略は、児嶋国際特許事務所が最も得意とする分野です。
商標戦略の活用を通じた北海道の中小企業の発展に、微力でもお役に立てたら幸いです。
(第2部・終)